10周年に寄せて・1


   青葉バリアフリーサポート21が10周年を迎えられましたことに心からお祝いを申し上げます。また、長い間、地域福祉の充実にご尽力していただき、厚くお礼申し上げます。

   三竹代表をはじめ会員の皆様には、青葉区が平成15年度から平成18年度まで行った「青葉台駅周辺福祉のまちづくり重点推進地区事業」において、地区協議会の委員をお引き受けいただくなど、バリアフリーのまちづくりにご尽力いただきました。

   特に、福祉の目で見るまちあるきイベントには、会をあげてサポートしていただき、バリアフリー検証だけでなく、バリアフリーコンサートの企画などさまざまな活動にご協力いただきました。
   また、榎が丘小学校でのふれあい交流会でも、視覚障害者理解のためのワークショップでご協力いただきました。
   さらに、視覚障害者のサポートガイドカードの作成に当たっては、原案作りに当事者会員の方にご参加いただき、また、製作にも携わっていただきました。
   その後も、青葉区社会福祉協議会などと連携されて、バリアフリー社会に向けた様々な活動を続けられていると伺っております。

   青葉区では、現在、平成22年度からスタートする第2期地域福祉保健計画を策定していますが、第1期に引き続き、「区民・事業者・行政の協働による福祉保健のまちづくり」を理念とし、「誰もが担い手であり、受けてである地域社会をつくる」ことを目標とした計画案を取りまとめたところです。
   今後とも、地域の福祉活動を担う多くの方々と一緒に地域福祉を進めてまいりたいと考えおります。

   これからも、誰もが安心して暮らせるバリアフリー社会を目指して、青葉バリアフリーサポート21が益々発展していくことを祈念してお祝いのごあいさつとさせていただきます。

   このたびはABS21が設立10周年を迎えられましたことに心からお祝い申し上げます。

横浜市青葉区役所  区長 細谷  延
04-1

10周年に寄せて・2


   このたびはABS21が設立10周年を迎えられましたことに心からお祝い申し上げます。

   当初から障害の有無や障害の枠を超えた情報交換と交流、「心のバリアフリー化によるネットワークづくり」を掲げ、インターネットサロンの運営、ホームページやバリアフリーマップの制作、バリアフリー社会を促進するための講演会開催などを通じて、バリアフリーコミュニケーションの場の提供と社会参加の促進を図り、参加者そして地域の方々それぞれが実感できる様々な事業を先駆的に展開してきました。三竹代表をはじめ、メンバーのご努力に心から敬意を表したいと存じます。

   今日の青葉区における情報ネットワークを支え、多大な貢献をしてこられたABS21の10年間の活動実績は、同じ目的を目指すものとして、とても頼もしく、大きな喜びを感じます。「ノーマライゼーションのまちづくり」を地道に一つ一つ実現しているのも、メンバーの高い技術力と熱い情熱、そして何より試行錯誤を繰り返しながら作りあげてきた相互の信頼感・協力体制によるものだと推察いたします。メンバー同士議論を重ね、着実に歩んできたその過程が、さらにより質の高い活動へとつながっているのだと思います。また、隔週土曜日に開催しているインターネットサロンでは、いつも大勢の方で賑わっていて、誰もが気軽に参加できる温かな関係を作りだし「教える、教えられる」という枠を越えた自然な関係をそこに見ることができます。一口に「障害」といっても多種多様で、その人自身であることに気づかされるのです。

   どうぞこれからもその理念を大切にされながら、引き続き地域の方から信頼され、愛される活動を期待しています。私たちもABS 21の皆様に負けないよう頑張りますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。皆様方のますますのご発展を心より祈念申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。

社会福祉法人 横浜市青葉区社会福祉協議会 事務局長 川崎 善博
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