生まれ変わったつもりで生きてみます
  2003年の誓い  兼折 勇治
飾りgif
 私は、これから糖尿病と仲良く付き合いながら、生活をしていく必要があります。

 性格は、変わらないと思いますが、考え方を歩く速さのように、スローペース=マイペースに、考え方を変えましたら、肩の力がとれ始めた状態です。

 生まれ変わったつもりで、やり直したいと思っています。

 亡くなった親父は、私の事を心配しながら、糖尿病に苦しみながら、亡くなりました。私も、糖尿病になった事は、もう仕方ないとしても、運動と食事でコントロールしながら元気に明るく生きる事が、親父への供養だと思っています。

 また、頸椎損傷の怪我は、なかなか歩行出来るまでには、回復出来ないようです。しかし、手術やリハビリでお世話になった病院の皆さんや、家族やおふくろをこれからも安心させるためにも、無理して鍛えようとしないで、動く機能を少しでも長く維持するために、体を労りながら運動をしていきたいと思います。

 また、辞めた職場も、20年間勤めさせて頂いた、私としては愛着を感じていた職場なのです。

 その他、自分は今までの人生において、人とのふれあいの大切さと、一人では生きていけない事の、大切さを実感するとともに、今までの人生で接して頂いた人や、出来事に感謝しなくてはいけないと、思うようになりました。これからの人生も、感謝の気持ちを忘れないで、生きて行きたいし、糖尿病を数年間安定した状態で、暮らせるまで夢を諦めるのでなくて
その時に、私に出来る範囲で、夢に向かって社会に貢献したいと思っています。

 数年前にテレビでしていた、「ビューティフルライフ」で車椅子の主人公の女性が、「車に乗っている時は、私も普通の女性と同じになれるんだ。」の言葉が、私も実感として感じています。

 歩くのは、亀かミミズよりも遅いかも知れないですが、車に乗れば人と同じ速さで走れてます。私にとって、杖と車と車椅子は、大切な弱い足を補ってくれる、相棒であり友達だと思って、末長く付き合って、いきたいと思っています。


 焦らず、ゆっくりと【運動・腹7分目】ぐらいのつもりで、毎日を過ごしながら、落ち着いた忍耐強い精神を、体とともに作っていきたいと思います。
目次へ戻る トップページへ戻る