2004年度活動計画

青葉バリアフリーサポート21(ABS21)
代 表 三竹眞知子
副代表 矢野 睦男

 青葉バリアフリーサポート21(ABS21)はこれまでの活動を継承しつつ、地域のニーズに応える様々な活動として、次の5項目を展開していきます。

T.ホームページ(HP)「あおばバリアフリーサロン」の運営
U.パソコン(PC)の利用促進
V.講演会の開催
W.公開講座の開催
X.あおばバリアフリーマップの制作


T.HP「あおばバリアフリーサロン」の部 (担当:齋藤)

【基本方針】
 インターネット上のホームページを青葉区社会福祉協議会との共催事業として企画・制作及び管理・運営し、会員ばかりでなく、地域の多様なニーズにも応えられるように推進します。
http://www.ran.sakura.ne.jp/~abs21/

【名称】 
あおばバリアフリーサロン

【目的】
 障がい者や高齢者及びバリアフリーに関心のある方々のパソコンを活用した交流、社会参加のきっかけ作りを支援します。また、生活活動に役立つ様々な情報の交換と提供に努めます。

【活動方針】
  1. 情報発信および交流の場としてパソコンを活用して いただけるよう、ホームページやメール、チャットWeblogなどの参加しやすい環境づくりに努めます。
  2. ホームページ制作スタッフの育成、会員のスキルアップのための勉強会などの成果を、会のホームページやチラシなどの制作に参画していただくなど、活躍の場を確保します。
  3. 利用者の意見を取り入れながら、誰もがわかりやすいアクセシブルなページ制作に努めます。
  4. 活動は会員みんなが協働で作業します。
【活動内容】
1. 会員および青葉区周辺地域の活動・情報などについて紹介します。
1−1. インターネットサロンやメールなどに投稿いただいた、生活活動(衣食住・仕事・遊びなど)に役立つバリアフリー情報、ボランティアおよび学習に関する情報などを蓄積し、共有化をはかります。
1−2. ひと、まち、施設や話題など各自が取材した情報を紹介します。
2. 誰もが情報発信できるようにサポートします。
2−1. 情報発信しやすいWeblogの勉強会を実施します。
*開催日時;第1回4月24日13時00分〜15時00分
        第2回5月29日110時00分〜12時00分
2−2. HPは教え学びあいながら協力して作成します。
2−3. 既存のページを評価し、それを新規作成ページに活かします。
* パソコンライフを楽しむのに役立てていただきます。
3. 誰もが活用しやすいページ作りに努めます。
3−1. 既存のページとWeblogの棲み分けについて検討します。
3−2. 既存のページを評価し、それを新規作成ページに活かします。
3−3. バリアフリーマップに関しては,視覚障害者のためにテキスト版のページを作成します。


U.PCの部 (担当:矢野)
1. インターネットサロンの企画運営

【目的】
 障害のあるなしにかかわらず、誰でもがPCを使ってインターネットを通し、情報の受発信が出来るように、サロンと言う誰でもが気軽に参加できる形態を通して実現する。

【活動方針】
1) 障害者の方やそのご家族・関係者を含むサポータのパソコン利用に係わるフォローアップを行います。
2) 教える側、教わる側と言う固定観念を外し、お互いに教え合い、支えあいネットワーを築いていきます。
3) ホームページ「青葉バリアフリーサロン」の共有化を目指します。

【活動予定】
 毎月第2土曜日と第4土曜日の午後1時〜3時
 どなたでも自由に参加出来ます。(無料)

2. 勉強会の開催
【目的】
 会員特にスタッフのスキルアップを図る。

【活動方針】
 会員がお互いに教え、教わりながら、スキルアップする。特に今期は誰でもがホームページを制作出来るようになることを目標とする。

【活動予定】
 毎月第2・第4土曜日 午前10時〜12時(20人回を予定)

3. バックアップシステムの導入(担当:安部)
【目的】
 使用するパソコンはサロン参加者或いは他グループの参加者が自由に使用するため、ゴミが蓄積され操作性が悪くなる状況にあります。これを定期的にクリアな状態に戻し、操作性を向上させる。

【活動方針】
 システムを検討し、試行し、結果をみて導入する。

【活動予定】
 随時

4. 訪問サポート【担当:矢野)
【目的】
 高齢者、障害者の方のパソコンにトラブルが発生した場合に、訪問し復旧作業を行う。

【活動予定】
 随時

5. iMACのOSバージョンアップ(担当:大貫)
【目的】
 バージョンが古くなり操作性が悪くなっているので、改善する。

6. 機材管理(担当:矢野)
【目的】
 Windowsおよびウイルス対策ソフトのUpdateと不当にインストールされたソフトおよびデータの削除。

【活動方針】
 定期的にチェックし、実施する。

【活動予定】
 原則毎月2回

V.講演会の部 (担当:三竹)
  講師:家本 賢太郎氏
  日時:2004年10月9日午前10時30分〜12時15分
  場所:青葉区役所別館 社協会議室
  演題:「ITを活用して甦った私」(仮題)

講師プロフィール:
 1981年(昭和56年)12月2日生まれ。1997年3月私立滝中学校卒業(愛知県江南市)。1997年5月20日、クララオンライン設立。2001年9月慶應義塾大学環境情報学部に入学、同在籍中。愛知県名古屋市在住。
 11歳(小学校6年生)で株式市場・経済に興味を持ち、13歳(中学校1年生)のころからはパソコンに関心を持つ。1996年に車椅子になるまでは野球少年だったが、その後は野球を「見て楽しむ」生活に。将来は自分のリトルリーグチームを作ることが夢。14歳ではじめてインターネットに関心を持ち、1997年5月、レンタルサーバサービスを提供するクララオンラインを設立する。1997年8月には15歳で大検(文部省大学入学資格検定)に合格。また1999年に入り、生涯車椅子と宣告されていたにも関わらず奇跡的に両足の運動神経が回復。車椅子無しでの生活が可能になった。2001年には身体障害者手帳もあわせて返納した。

 1999年1月、米Newsweek誌にて「21世紀のリーダー100人」、
 2000年9月、新潮社Foresight(フォーサイト)誌にて
         「次の10年を動かす注目の80人」に選ばれる。
著書:「僕が15で社長になった理由」(ソフトバンク、2001年、1400円)
    ISBN4-7973-1812-0

W.公開講座の部 (担当:王子、羽川)
【ネチケット講座の実施】
 講師およびパネリスト(3名):未定
 講座名:ABSインターネットを楽しもう2004
 日時:2004年秋 (予定)
 場所:青葉区役所別館 社協会議室
 参加費:100円

X.あおばバリアフリーマップの部(担当:三竹)
【目 的】
 毎日の生活を快適に、そして、生き生きと過ごせるまちづくりを推進するために、食事やショッピング、娯楽など誰もが楽しめる街の情報【駅周辺、郊外のお店、施設など】を取材し、ホームページで公開する。

【活動方針】
1. 既存のマップ情報を見直し、修正が必要であれば随時行なう。
2. 障害(車椅子、杖、視覚、軽度の知的など)の状況による利用時の問題を記載し、利
用者の参考となるようにする。
3. フィールドワークの日時は遅くとも10日前に決め、メールでメンバーに通知する。
*参加時に介助が必要なメンバーは、自ら福祉110番に介助ボランティアを依頼し介助ボランティアを確保する。
*雨天の際はフィールドワークを中止する。
4. メンバーは活動に参加することで、地域の情報を知ると同時にお互いの交流をはか
る。
5. 参加者は自らが事故予防に気をつけ、万が一の事故のためにボランティア保険をかける。

【活動内容】
1. フィールドワークして、アクセシブルなお店をウェブ上で紹介する。
1−1. ウェブに既に取り上げた店舗に対し、点検して修正する作業を行う。
1−2. 青葉区内の新規調査予定対象地域:青葉台二丁目商店会
1−3. フィールドワーク点検表に従って、項目に洩れのないよう、記載する。
(電話・ファックス番号・駐車場の有無など)
1−4. 既存情報エリア内のバリアフリー美容院・理容室を探して紹介する。
2.マップ協力店・商店会会長などに誰もが住みよいまちづくりを働きかける。
2−1. 横浜国際福祉専門学校での授業に協力する。
2−2. 都筑区社会福祉協議会のイベントに協力する。
2−3. 近隣の小学校などからの要請に応じて協力する。
2−4. 青葉台地区福祉のまちづくりに協力する。
3.リンク集のマップ化;ABS21同様のコンセプトの
  バリアフリーマップを全国レベルで探して、一覧できるようにする。
4.マップを印刷して冊子化し、頒布する。(300円)
4−1. 岩崎学園情報科学専門学校に協力を依頼する。

【特記事項】
1. 活動は、みんなで協力・分担して速やかにホームページに掲載する。
2.横浜国際福祉専門学校の学生の協力を得る。

・更新作業日が決まったら、担当者がMLで案内し、参加者を募ります。
・更新作業は、小グループで行います。
・都合によっては、単独でも作業します。
・バリアフリー対応の美容院・理容室を最低一軒探し
 HP掲載原稿を作成し、デジタル写真(一軒2枚)を用意し、三竹へDMします。

・新規青葉台二丁目フィールドワークの実施
  5月22日(土)予定 コーディネーター:岡島
  青葉台福祉のまちづくり重点推進地区イベントに合流します。

【リンク集のマップ化】
技術担当:羽川
全員:ABS21同様のコンセプトのバリアフリーマップを全国レベルで探して、MLに投げる。

目次へ戻る