−2003年度活動報告−
[-3.桜美林大学で講演

報告:三竹

講演(社会福祉科の授業の一貫)
実施日: 2003年6月23日(月)12:50〜14:20
講師: 栗木、三竹


※大西教員のメール
 先日の桜美林大学での講演ですが,履修者数92名に対して、当日受講者は58名でした.
三竹さんからはABS21の発足に至るまでの経緯と現在の活動,横浜でのパソボラの案内をしていただきました.栗木さんには「障害者」ベースでお話をしていただいたと言うよりは,「栗木正壽」の生き様を赤裸々にお話いただきました.
 学生も三竹さんも私も栗木さんの熱弁に圧倒されてしまったところがあるほど,すばらしい人生談でした.お二方のご協力のおかげで,学生達には非常によい経験と刺激になったと感じております.

追伸
 三竹さんが「家族や近くに障害を持った方がいて,コミュニケーションを取ったことのある方はいますか?」との問いに対しての挙手を求めたのですが,その時たまたま挙手した1人の女子学生が後の質疑応答時に脳出血経験者であることが判明しました.私は知らなかったことです.
 本人も大勢の中で現在も後遺症が残っているとカミングアウトするにはかなりの勇気がいったと思います.しかしその勇気を引き出して下さったのはお二人の含蓄深い熱弁であると感じております.
 彼女自身,講義終了後にお二人のところに来て何か話をしていましたが,第三者から見て非常に晴れ晴れした様子がうかがわれました.
 今回の講演は彼女にとって何かの「きっかけ」となったことは間違いないと思います.
 この「きっかけ」は彼女の今後の人生に大きな意味づけがあったと手前味噌ながら誇りに思っております.とにかくお二人のおかげです.感謝申し上げます.

桜美林大学で講演のページは終わりです。

前頁へ戻る