コダピーのひとりごとと書いてあります

<第2話>

バス旅行で得たモノ

 私は、一昨年の小田原市のバス旅行より視力が弱り、見難くなってますが、気持ちは明るいんです。
 障害者と感じないんです。
 ただ、気持ちが良かった事や感じた事を書いています。

 昨日(編者注:2007年8月26日)、小田原市の障害者バス旅行に参加してきました。山梨の方も盆地なので暑かったです。
 ぶどう酒工場の中は涼しくて、美味しいぶどう酒とお漬物とフルーツのナタデココのはいりましたのもお味見で食べれました。
 暗い中は見難くなってますので、食べるものをいただきますには、私は椅子に座ったままで、ガイドヘルパーさんが運んでくれました。
 私が動くのはバスと見学場所のみで、後は座っていました。

 信玄もち工場見学もありまして。工場の見学場所はバリアフリーでは無いといわれつつ、ヘルパーさんと入りました。 幅の狭くて曲がった長めな段は、上っている途中で私はちょいと恐くなり、階段の途中で止まってましたら、下から私に力をくださり押してくれた人がいました。

  段で私を助けてくれた女性に、工場見学の間にまた遭いました。
 ヘルパーさんが「こちらの方が段のところで助けてくれましたのよ」と教えてくれました。聴覚障害の方だったんです。
 私は手話ができないんですが、スマイルと握手したりお辞儀して、お互いにしぐさで「有難うございます」とお礼を言いました。

 他の障害者さんとのふれあいも楽しいし、行って、山梨の空気も吸えたことなどに満足しました。

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