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7.おわりに

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最後にまとめとして、次のことを述べて本稿を終える。

ホームページに蓄積されたバリアフリー情報を収集整理し、障害者に配慮したホームページはどういうものかを検討しながら、効果的な提供方法を、検討していきたい。
障害者がパソコンを利用するための条件整備を、できることから工夫していきたい。
サポーターを育てる。技術支援だけでなく、コミュニケーショントレーニングの役割を持ち、人間として、対等につきあえる人格の陶冶を心がけたい。
バリアフリー・ボランティアを可能にするには、外出支援とボランティア対応の託児システムを充実させたい。
顔と名前が一致してより親身な交流ができるようにしたい。インターネット上の関わりだけではなく、地域でリアルにふれあう場を大事にしたい。生身の人間同士、摩擦はあるが、それから逃げないことが大切である。
「共に生きる、共に学ぶ、共に語る、暮らしよい街をつくろう」を合言葉に、障害のある方々を温かく見守り、必要な時には一期一会のサポートができる街にしたい。
人々の生活価値観や生活様式が多様化し、暮らしやまちづくりに対する欲求が多岐にわたるものとなってきたため、政治や行政だけではこれらの欲求に対応しきれなくなってきている。今まで思いを口にしなかったマイナーな人々の声を拾い集めて、形にして、優しいこころで、だれもが生活していける街になるよう、ノーマライゼーションに向けて、ささやかな努力を積み重ねていきたい。


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