視覚障がいの方の俳句集
ABS21で活動している視覚障がいの方々の俳句を紹介します
- 雪の日に幼子の声懐かしき 後藤悦子
- 残雪に思わず触れて遠い春 松浦日出夫
- パソコンの手を止め見やる名残り雪 三井義輝
- 目を病んで通う病院沈丁花 三井義輝
- 江の島や鶯とオカリナ競いあふ 後藤悦子
- パソコンに夢中になりし夜長かな 後藤悦子
- 人待ちの白状に止まるや秋あかね 三井義輝
- 手に触れて秋を感ずる山の道 後藤悦子
- 木犀の香りに誘われ歩がすすむ 松浦日出夫
- 秋晴れや手触りで知る風船かつら 後藤悦子
- 母の日やメールで届くありがとう 後藤悦子
- 七夕に願いごとする健康を 佐藤常則
- どこからかカモの鳴き声風涼し 入江恭生
- うたたねの我が顔に吹く風かおる 鶴巻繁
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