2005年度活動報告書
代表:三竹眞知子
【概 要】
ABS21は青葉区およびその周辺地域を対象に、ITを通して共生のまちづくりを目指し、青葉区社会福祉協議会の協力を得て活動してまいりました。
その主な活動は
ABS21の理念にのっとり、以下のようなニーズに応える活動を展開しました。
【特記事項】
- 「5年間の歩み」を掲載した。
- 2004年度から取り組んできた「全国版バリアフリーマップ」(ABS21推奨マップのリンク集)を完成させた。
- Notaの設置をして、試行運用した。
- 実利用者の意見を取り入れながら、誰もがわかりやすいアクセシブルなページ制作に努めた。
- アクセシビリティ チェック会議の開催(6月24日、9月24日、10月8日)
- ウェブ アクセシビリティ チェックの実施
- 耳寄り情報への登録について;自由登録を廃止し、HPグループスタッフ登録に変更した。
- スタッフ(28名)が各自の役割・技術の範囲内で作業し、アドバイスも得ながら、最終工程に至るまでチームワークで作業した。
【管理業務担当】
ウェブ管理人(アドミン、CGI設置):王子)
ふれあいメーリングリストの管理人:(正)柴谷、(副)王子
コンテンツ管理人:矢野(睦)、斉藤(一)、澤田、三竹
アクセシビリティ管理人:羽川順子
HP−メーリングリスト管理人(報告・連絡・相談):三竹
【企画運営(原稿作成・写真撮影)担当】
◎三竹、青柴、矢野(明)、澤田、岡島、河内、島原、矢野(睦)、王子、星野、羽川(順)、羽川(和)、木村、入江、安部、斉藤(一)、栗木、村田、福島、大貫、渡邊、桑沢
【HTML化作業担当】
◎矢野(睦)、岡島、王子、星野、羽川(順)、三竹、栗木、村田、福島、渡邊
【制作技術アドバイス担当】
王子、羽川(順)、矢野(睦)、星野
【ウェブ アクセシビリティ チェック担当】
◎羽川(順)、矢野(睦)、三竹、安部、入江、鶴巻、木村、曽田、佐藤、柴崎、中鉢
<ABSホームページ制作の行程>
1.情報(内容)
*MLに投稿されたものは、本人,管理人の了解を得て、HPの原稿とします。
投稿者名は本人の意向を確認し、ペンネームも採用します。
*現場での取材、写真撮影
3. 原稿作成、入力、校正、編集
4. 写真の編集 または、挿入画像の作成
5. HTML化
6. 調整(修正)
7.ウェブ上にアップロード
- インターネットサロン・・・2005年度 22回開催
平均20人 延べ400人の方が参加
- 講習会 & インターネットサロン中でのミニ講習会
- Photoshop講習会
ちょっとだけフォトショップ 合計3回実施
- Word講習会 合計3回実施
- はがき作成講習会 1回実施
- 訪問サポート
PCのインターネット設定など 7回実施
- 駅周辺のバリアフリーマップ作成のための取材
17年 4月 9日 市ヶ尾周辺取材 6名
8月 1日 子供国取材 8名
9月28日 田奈センター取材 3名
11月10日 介護保険センター 2名
18年 1月14日 市ヶ尾周辺取材 9名
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延べ参加者 28名
- 青葉区役所が主催する
「青葉台福祉のまちづくり重点推進地区協議会」
の青葉台駅周辺のまちあるきやイベントに参加し
レポート提出や、アンケート調査に協力しました。
17年 8月 3日 視覚障害者の声 6名
10月24日 意見交換会 4名
11月24日 意見交換会 3名
12月 6日 まちあるき 10名
18年 1月16日 意見交換会 3名
2月 2日 意見交換会 3名
3月11日 イベント参加 19名
______________________
延べ参加者 48名
W.講演会の部(報告:齋藤一子)
〔企画目的〕
町内会や自治会・ボランティア活動などさまざまな地域活動にかかわる方々が、お知らせやチラシ、HPコンテンツなどの書き方を学ぶことで、障害のある方・高齢者など誰にでもわかりやすい情報を提供するのに役立ててもらう。
〔バリアフリー講演会〕
わかりやすい・読みやすい記事の書き方 ― 読み手を引きつけるポイント ―
講 師:タウンニュース都筑区版編集長 磯村達也氏
日 時:2005年7月23日(土曜日) 午前10時〜12時
場 所:横浜市青葉区福祉保健活動拠点 2階 多目的研修室
主 催:あおばバリアフリーサポート21(ABS21) 青葉区社会福祉協議会
参加者:45名(定員40名)
* 講演会報告の詳細は、HP
https://www.abs21.com/salon/2005/isomura-houkoku/index.html
をご参照ください。
〔実施して〕
abs会員の皆さま方には、開催当日の準備はもちろんのこと、チラシの配布・回収など、
ご協力をいただきましてありがとうございました。お陰さまで青葉区外を含めて多くの方から講演会の参加申込みがありました。
ただ、会場の都合で2週間前に申込みの受付を終了させていただきました。これは、多くの方々が地域活動に参加されるようになったこと、そして、関心の高いテーマだったからではないかと担当者の一人として大変喜んでおります。
会場は、定員50名でも実施可能だと思いますので、次回はご検討ください。
X.「障害者用のキーボード支援プログラム」プロジェクト
(報告:三竹眞知子)
・発足 2005年7月 慶応大学SFC大岩研究室協力
・「キー入力習得法」テキストABS21版の作成
担当:高畑(視覚障害者)、矢野睦男(高齢者)、大貫(肢体不自由者)
・ PCサポーター養成のためのパソコン入門指導講習会を開催
(1)2005年12月10日「基本的なマウス操作やウィンドウ操作を習得する授業について」 受講者14名
(2)2006年3月4日「キーボード入力法」受講者17名(キーボード入力法)
Y.その他、地域活動への参加など(報告:三竹眞知子)
1,青葉台駅周辺福祉のまちづくり重点地区推進協議会への協力
- 2005年8月3日 ガイドマップ制作についてのヒアリング(入江、後藤、柴崎)
- 2005年12月6日 青葉台駅周辺まちあるき参加
ABS21から10名、横浜国際福祉専門学校の学生24名参加、その他合計約50名
- 2006年3月11日 点字ブロック体験、音声案内誘導システムテスト、マップ頒布、イベント協力など
2.夏塾参加(横浜市市民活動支援センター主催)
- 2005年7月18日@横浜市市民活動支援センター(桜木町)
参加者:栗木、岡島、齋藤、星野
3.東京女子大学現代文化学部コミュニケーション学科 3年次演習での授業
日時:2005年10月3日(土)午後4時30分から6時15分まで
場所:東京女子大学9号館
発表者:三竹、高畑、後藤
出席者:25名
タイトル:青葉バリアフリーサポート21(ABS21)
視覚障害者に対する情報化支援の地域活動
4.サポート・ガイド制作(青葉区役所より委託。2006年度に継続)
製作担当者;大貫
5.その他
- 6月「目にやさしいキーボード」を岩田デザインより寄贈された。
- 9月(財)日本障害者リハビリテーション協会実施の「地域におけるインターネット・パソコンを利用した障害者情報支援に関する調査研究」に協力した。
- 10月 スキャンソフトより、「ビアボイス」15台寄贈された。
- 1月 NPO法人自立の魂より「Web Adaptation Technology」 (以下「WAT」)(Web活用にあたり発生するデジタルデバイドを改善するため、IBMが開発した)ソフトウェアの提供を受けた。