2003年度活動計画(案)
青葉バリアフリーサポート21(ABS21)


(1)HP「あおばバリアフリーサロン」の部
(2)PC関連の部
(3)講演会。講座の部
(4)あおばバリアフリーマップの部


(1)HP「あおばバリアフリーサロン」の部
 インターネット上のバリアフリーなコミュニケーションスペースとしてのホームページを青葉区社会福祉協議会(以下、区社協)との共済事業として企画・制作し、運営・管理します。
区社協とABS21共催事業のインターネットサロンなどを通して、利用者の増加に努めます。

〔名称〕:あおばバリアフリーサロン

〔目的〕:障害者やその家族のかたがた、バリアフリーに関心のあるかたがたが、バリアフリーな世界で、文字情報を通した自己開示の経験を積み、社会参加に向けて、コミュニケーションスキルを書くことができる場〔ホームページ(以下、HP)、メーリングリスト)を企画・運営・管理します。そのHP上に、障害者を始めとするすべてのかたがたに有益な地域情報を蓄え、提供します。

●「あおばバリアフリーサロン」の管理・運営体制
 ABS21の会員の中から、アクセシブルなホームページの企画制作、メーリングリストの運営に経験を持つメンバーを中心に「HPグループ」を構成します。
 コンテンツ班・HTML作業班・管理人のチームワークで、企画・運営・管理にあたります。
 電子会議室MLや対面会議で、ホームページの掲示板やメーリングリストに投稿された情報の収集・検討・整理・編集・掲示・メンテナンス等にあたります。
 その他、必要に応じて、「HPグループ」で承認された事項をHPに掲示します。

管理人:
 HPグループメンバーの中から管理人を任命し、管理運営にあたります。
   (1)ML管理人:掲示板とふれあいメーリングリストの管理運営
   (2)HPファイル管理人:ファイル管理とアップロード
   (3)チャット管理人
   (4)電子会議室ML管理人:登録と進行

●実施計画
1.企画
1−1.障がいのあるかたがた自らの情報発信の場をさらに確保します。

1−2.青葉区周辺地域の福祉施設・団体に取材をし、紹介ページの充実を図ります。各施設や団体のチラシをウェブ化します。

1−3.情報コーナーの構造化をはかり、作成側と閲覧側の双方に分かりやすくします。既存のページの置き場所の整理と、適切な項目分けで随時追加されていくページの参照先を直感的に探せるようにします。

1−4.「耳より情報」の利用目的に沿ったジャンル分けを検討し、活用度を向上させます。

1−5.インターネットサロン活動中やMLに投稿されたサポートスキルを蓄積し、共有化をはかります。

●実施計画
1.企画
1−1.障がいのあるかたがた自らの情報発信の場をさらに確保します。

1−2.青葉区周辺地域の福祉施設・団体に取材をし、紹介ページの充実を図ります。
  各施設や団体のチラシをウェブ化します。

1−3.情報コーナーの構造化をはかり、作成側と閲覧側の双方に分かりやすくします。
  既存のページの置き場所の整理と、適切な項目分けで随時追加されていくページの
  参照先を直感的に探せるようにします。

1−4.「耳より情報」の利用目的に沿ったジャンル分けを検討し、活用度を向上させます。

1−5.インターネットサロン活動中やMLに投稿されたサポートスキルを蓄積し、共有化をはかります。

2.制作
2−1.アクセシビリティを追求します。よりアクセシブルなページにするために、既存のページを評価し、今後作成するページに反映していきます。

2−2.バリアフリーマップに関しては、視覚障がい者用にテキスト版のページを作成します。

2−3.HTML作業班は、作業スタッフのスキルアップのための勉強会やワークショップを開き、研鑚を積んでいきます。(勉強会;4月〜9月の第1&第2水曜日 午前9時30分〜12時まで点字作成室)

2−4.「サロン事例集」のページを創設します。

3.その他
3−1.利用者の拡大を図るために、インターネットサロンにおいて、プロジェクターを使用して、あおばバリアフリーサロンのホームページを閲覧し、掲示板への書き込み実習やチャットやメールでの投稿などが自由に行えるように練習の機会を提供します。

3−2.HPプロジェクトグループの編集スタッフ、制作スタッフを公募します。

(2)PC関連の部
1.インターネットサロン(当事者団体交流室を使用)の企画運営
1−1.毎月第2月曜日 午前10時〜12時まで  
    午後は3時頃までパソコンが自由に使えるよう解放します。
    (メインの時間を午後から午前に変更します)

1−2.毎月第4土曜日 午後1時〜午後3時まで
    尚、午後3時以降はミーティングや会議として、スタッフの意見の聴取や運営委員間の調整など行います。
   
2.スタッフのスキルアップのための勉強会企画運営
2−1.土曜スキルアップ研修
    (4月の第3土曜日および第4土曜日の午前中@当事者団体交流室)
    ウィンドウズの使いこなしかたなど、要望に応じた勉強会を計画します。
     
2−3 水曜スキルアップ研修
    PC関連の勉強会として、要望に応じて新しい課題を考えていきます。
    当日の午後は自由時間として、相談室を開放します。

3.PC機材の保守管理

(3)講演会・講座の部
●川内美彦先生講演会の企画実施(担当:斎藤一子)
日時:2003年9月6日(土)14:00〜16:00
所:社協会議室
タイトル:「ユニバーサルデザインのまちづくり」(仮題)

●PCサポーター養成公開講座の企画実施(担当:山野裕)
タイトル:パソコンサポート入門講座
障がい者や高齢者に対するIT化支援のためのPCサポーターを養成するために、公開講座
 (視覚障害対応および肢体不自由対応)を企画し、実施します。
日時:5月24日/6月14日/6月21日/6月28日/7月26日 午前10時〜正午
所:当事者団体交流室
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以下の講座は、別枠予算で実施予定です。
●ネチケット講座の企画実施
タイトル:インターネットを楽しもう
日時:2003年10月もしくは11月の土曜日午後
所:社協会議室
参加費:100円
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(4)あおばバリアフリーマップ制作企画
【目 的】
 毎日の生活を快適に、そして、生き生きと過ごせる、まちづくりを推進するために、食事やショッピング、娯楽など誰もが楽しめる町の情報【駅周辺、郊外のお店、施設など】を10名以内のメンバーが取材し、ホームページで公開する

【活動方針】
1. 既存のマップ情報を見直し、修正が必要であれば随時行なう

2. 障害(車椅子、杖、視覚、軽度の知的など)の状況による利用時の問題を記載し、利用者の参考となるようにする

3. フィールドワークの日時は遅くとも1週間前に決め、メールでメンバーに通知する
* 参加時に介助が必要なメンバーは、自ら福祉110番に介助ボランティアを要請依頼し介助ボランティアの確保をする
* 雨天の際はフィールドワークを中止する

4. メンバーは活動に参加することで地域の情報を知ると同時にお互いの交流をはかる
5. 参加者は自らが事故予防に気をつけ、万が一の事故のためにボランティア保険をかける

【活動内容】
1. 冊子に取り上げた店舗に対し、冊子配布かたがた点検して修正する作業を行う。
 青葉区内の調査対象重点地域:タマプラーザ、青葉台(郊外を含む)、すすき野
候補店;回転寿司、郊外の大型店、素敵な喫茶店、区内の温泉など

2. 紹介内容に電話・ファックスを記載する(詳細確認時に便利なため))

3. 車での利用者のためにも駐車場の有無を明記する

4. メンバーのぶらり旅の原稿、写真を編集、掲載

5. マップ協力店・商店会長などに誰もが住みよいまちづくりを働きかける

6. ノンステップバス情報、車椅子でのバス利用などはどうなのか調べる

7. 活動は、みんなで協力・分担して速やかにホームページに掲載をする

以上

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